幼桜の晩餐

日々吐いたゲロを形にしてとっておきます

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

うしなわれしものタリオン

本日は勉強会であった。
移動するブツが溜まってるってのにんな暇ねーんじゃボケェ、とか思ったが一人作業するのもアレなので参加。というか、そもそも拒否権などございません。

今回はタリオン。花粉症の時期とあってメーカーの力も入るわけである。

タリオンはアレジオン、アレグラなどと並ぶ第二世代の抗アレルギー薬だが、ただ漫然と投薬しているだけではわからない特色が多々ある模様。

まず、花粉症に用いる薬に求められる要素のうちトップ2が「確実に効く」「早く効く」というものであり、後者の「効果発現の速さ」においてタリオンは第二世代の中でトップ2に入る。1は忘れた。
このタリオンはTmaxが1.2時間とのことだが、他のものでは2時間に及ぶものも多い。あくまでTmaxなので効果が出始める時間というわけではないが、症状が治まるまでの差が1時間とかあったりするともう勘弁してくれ、という話になるわけである。
これは花粉症に悩む諸氏においては嫌というほどわかる心境ではあるが、よっぽどのことがあっても薬は飲まない私はそこまで頭が回っていなかったので、ちょっと目から鱗というか、ちょっと恥ずかしくもある。

というか抗アレルギー薬の新しいものなどは用法がどんどん一日一回になっており、一日二回服用のもの(タリオンもそう)はちょっと古いというか変な話垢抜けないイメージがあったが、どうやら一日一回という服用回数の少なさがそれほど強いニーズというわけでもないようである。

で、このタリオンの特色とされている点は二点。
「中枢移行性が低い」「IL-5の産生抑制」である。

前者はつまるところ眠気が出にくいということで、「臨床効果に対して」眠気が「出にくい」のだが、これは構造式中央部のピペリジンのNにくっついたブチル基がP糖タンパクと親和性が低いから脳中に移行しにくくて云々という話ですが、えー、やべえ、結構わかりません。

後者はとどのつまりアレルギー反応が出にくいという話。
アレルギー症状が現れる経路の一つに「アレルギー誘発物質が免疫細胞Th2にくっつく→IL-5を含む炎症細胞動因物質を放出→炎症細胞が活発化→炎症により粘膜が腫れ上がる→鼻が詰まる」というものがあり、タリオンはこの経路にも作用して鼻閉を防ぐわけである。
この鼻閉は分類としては遅発反応と呼ばれるもので、これを抑える(という認可を受けている)のは第二世代の抗アレルギー薬ではタリオンと後一つだけ。忘れた!

で、このタリオン、その名の由来がギリシャ神話の主神ゼウスとムネモシュネの9人の娘ムーサイが一、美と喜劇の女神タレイアから来ているそうなのだが、これが

鼻と喜劇の女神タレイア

という話なのだそうである。アホかー!
神話級の阿呆らしさに感服。

あとなんだか初の国産の第二世代工アレルギー薬ということらしい。
他の同タイプの連中のほうが新しく思えるが結構前にベルギーとかで出来て回ってきたもののようであるし。

宣伝面が弱いのでなかなか普及してないが、ネームバリューより実績を重んじる韓国で多く使われているというのが売りとのことである。


とりあえず帰省時の花粉その他が怖いのでちょっと自分で買って試してみようと思います。さあどうなる。
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。

メニュー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。